毎年、強大化する台風。強風によって飛ばされてきた飛来物が窓ガラスを直撃し、割れてしまう被害が後を絶ちません。窓ガラスが割れるとそこから強風が吹き込み、室内がめちゃくちゃになるだけでなく、最悪の場合、屋根が吹き飛ぶ「家屋の倒壊」にもつながる危険があります。
「今から窓の対策をしたいけれど、どうすればいいの?」とお悩みの方に、最も有効な備えの一つである「後付け窓シャッター」について、費用相場や工事期間、導入のメリットを分かりやすく解説します。
なぜ「台風対策」にシャッターが有効なのか?
窓ガラスの台風対策には、飛散防止フィルムや養生テープなどをよく聞きますが、これらはあくまで「割れた時の被害軽減」が目的です。「窓そのものを割らせない」ためには、物理的な盾となるシャッターが最も確実です。
- 飛来物のブロック:
強風で飛んできた枝や物から窓ガラスを物理的に守ります。 - 風圧による破損防止:
窓への直接的な風圧を和らげ、ガラスの割れやサッシの歪みを防ぎます。 - 飛散の防止:
万が一ガラスが割れても、シャッターが閉まっていれば破片が室内に飛び散るリスクを最小限に抑えられます。
後付け窓シャッターの費用相場
「既存の窓にシャッターなんて付けられるの?」と心配される方も多いですが、最近の製品は「リフォーム用(後付け用)」が非常に進化しており、外壁を壊すことなく数時間で設置可能です。
電動は割高に見えますが、毎日使用するものですので、私は電動をおすすめしています。
| シャッターの種類 | 費用相場(1箇所あたり) | 特徴 |
| 手動タイプ | 10万円〜21万円 | 低コストで導入可能。停電時も安心。 |
| 電動タイプ | 19万円〜35万円 | ボタン一つで開閉でき、毎日の使用が楽。 |
※上記費用には、製品代、施工費、諸経費が含まれます。窓のサイズや設置環境(下地補強の有無)により変動するため、まずは専門業者へ現地調査を依頼することをおすすめします。
工事はどれくらいかかる?
忙しい方にとって気になるのが工事期間ですが、「後付け窓シャッター」は非常にスピーディーに完了します。
- 工事期間の目安:
1窓あたり約2時間〜半日程度。 - 施工内容:
既存の窓枠の上から新しいシャッター枠を被せる「カバー工法」が主流です。大掛かりな外壁工事が不要なため、最短でその日のうちに完了します。
失敗しないためのポイント
- 「台風 窓 シャッター」の優先順位を決める:
すべての窓に付けると費用もかさみます。まずは、飛来物が多くなる庭側や風当たりが強いベランダ側の大きな窓から優先的に設置しましょう。 - 電動化の検討:
毎日の面倒さがなくなるため、電動タイプを選ぶと開閉の習慣がつき、結果として台風時にも確実に閉めることができます。 - 業者選び:
窓リフォームの実績が豊富な業者を選びましょう。現地調査で正確な見積もりを取ることが、トラブルを防ぐ近道です。
命を守るための早期対策を
台風は「来てから」では手遅れです。特に築年数が経過した住宅や、大きな窓があるお部屋には、後付けの窓シャッターが非常に強力な味方となります。まずは近隣のリフォーム会社に相談し、ご自宅の窓に最適なプランを確認してみませんか?
窓の安全性を高めることは、あなた自身と大切な家族を守るための、最もコストパフォーマンスの良い「防災投資」です。
【関連リンク】






